昨日書いた話題のつづき
〜エックハルト トールの本 「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」〜
P249より〜
かつて私に、こう言った仏教僧がいました。
「わたしが僧侶をしてきた過去20年間に学んだことを、たった1文で言い表せます。
『生まれてくるものは、すべて過ぎ去る』
彼の言葉の真意をわたしはこう解釈しました。
「わたしは『すでにそうであるもの』に抵抗しない
ことを学んだ。わたしは、
『いま、この瞬間』をあるがままに受け入れること
を学んだ。
あらゆるものが移り変わる性質であることを学んだ。
ーーーこうしてわたしは心の平安を見出した。」
人生に抵抗せずに生きると、優美で、朗らかで、平和な心境でいられます。
この心境は、状況の良し悪しに翻弄されません。
パラドックスのように思えるかもしれませんが、
かたちあるものに執着しなくなったとたん、「かたちある世界」の状況が、突然好転することが多々あります。
幸福になるために必要だと思い込んでいたもの、人、状況にしがみつくことがなくなったとたん、奮闘や努力なしに、それらが、スムーズにやってくるのです。
それらがやって来る分には、存分に楽しみ、享受すればいいのです。もちろん状況にはすべてサイクルがありますから、それもやがては過ぎ去っていくでしょう。しかし、執着のない境地にいる限り、失うことへの恐れもありませんから、人生は安らぎとともに、ゆるやかに流れていきます。
物質世界をよりどころにした幸福には、奥深さがありません。
それは、無抵抗の境地に達したときに、「大いなる存在」とひとつになるよろこびと、鮮烈な平和の境地に比べれば、そのおぼろな影のようなものです。「大いなる存在」とひとつになると、二元性の思考を超越でき、ものへの執着から自由になれます。
たとえ周囲の世界が、ことごとく崩れ、くだけ散ったとしても、
心の奥ではゆるぎない、深い平和を感じているでしょう。
幸福ではないかもしれませんが、それでも平和ではいられるのです。
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確かに、、、
「この人、こうであってほしい〜」と期待(執着)してたときは、
そうならず、、、
「もう、いいや!」と思った途端、相手が、期待どうりに変わってた、、、
という体験が、、、ありました。。。
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ピアノの練習も、
「うまくなりたい〜!」と、がりがり練習してもあまり上達せず、、、
(執着モード)
「何か楽しいと思えるときだけ」弾いてたら、、、(無執着モード)
すごい発見があったり、、、、
自然と上達していた、、、ということが最近分かってきたのでした。。。
「ただ、楽しむ」 (無執着)
って、大事だな〜〜〜
と、最近思いました〜
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